●岡山県支部 結成日 昭和48年2月7日        ◇2019年1月現在23名

ZKM 全国健称マラソン会 岡山支部( ^∀^) ホームページ

●最新情報

 

令和2年4月17日 コロナウイルス感染拡大に伴う支部活動自粛について(連絡事項)

令和2年3月7日 全国大会(天橋立大会)中止について(連絡事項)

令和2年3月7日 2020年ZKM岡山県支部活動計画(連絡事項)

令和2年1月15日 岡山県支部長退任・新任の挨拶(連絡事項)

令和元年5月22日 年齢別マラソンランキング、湯浅章夫さん81才の部で第一位に(活動報告)

令和元年5月20日 2019年度岡山県支部総会、懇親会、練習会 その他のご案内(連絡事項)

平成31年1月10日 2019年ZKM岡山県支部活動計画(連絡事項)

 

 

第44回全国健称マラソン大会 岡山県大会開催

平成26年4月14日(ZKM懇親会)・15日(競技会)

全国健称マラソン会:岡山支部




高齢化社会に対応し、心身共に健全な高齢者層の育成強化に務めると共に、会員相互の親睦を図る事を目的に岡山支部を運営しています。

 

岡山県総合グラウンド競技場での様子をYouTube他で紹介しています!

60才以上の走るのが好きな人を募集!

 スポーツの中でも、マラソン(ジョギング)は一番手軽な スポーツです。誰でも簡単に取り組めるスポーツです。 

 人間の老化は、脚力の衰えからくると云われます。マラソンという運動は重心の移動ですので、むろん脚力の老化を防ぎます。生理学見地からいうと、心拍数が増加し、血液の流れが早くなるので体全体に酸素を供給することでき、心臓機能が高まって、動脈硬化や心筋梗塞、脳出血も予防出来ます。

 マラソンを経験、実践している人は「どんなことでも克服出来る忍耐力、集中力、持続力が付き、体も軽くなった」と言います。マラソンは身体的にも精神的にも効果的なスポーツと云えます。

 

 ランニングは自律神経の支配を副交感神経緊張型から交換神経緊張型に変えます。このために、自律神経の不均衡が起こり、冠動脈スパズムや血圧変動が生じます。心筋虚血や不整脈による事故が起きます。

 急激な自律神経緊張の変化を起こさないよう、充分ウォーミング・アップを行いましょう!

 

 絶対に転ばないように・・・・(^0_0^)

 

●LSDトレーニングとは?(マラソンを楽しんで走るために・・・・)


LSD(Long Slow Distance)とは、文字通りに長い距離をゆっくり走るトレーニングのことです。この説明からすると、LSDは長距離走の基本として誰もが取り入れて いるトレーニングだろうと思われます。一般的には、走る量を距離ではなく時間で決め、長い距離をゆっくり走ることで基礎となるスタミナを養成することが目 的と言われています。

 

 

今回のテーマは「LSD」。

ただ、LSDの定義が極めてあいまいなことから、色んな人の話を聞いていたり、ランニング関係の記事やブログを読んでいても、どの程度がゆっくりなのか、 どの程度が長時間なのかが明らかではないことから、?というものも結構見かける。例えば、「60分のLSDをしました」とか、「2時間LSDで22km走 りました」とか…。
また、また私も含め必ずしもその意味するところを完全に理解できていないのではないかと感じることもしばしばです。

そこで、LSDとは何かということを調べるべく、浅井えりこさんの著書「新・ゆっくり走れば速くなる」を読んで見ました。


以下、浅井さんが言われているLSDトレーニングのポイントをまとめてみました。

(目的&利用)
LSDトレーニングを行う目的は、「身体の器を大きくする」こと=長距離向けの身体をつくることである。言葉を換えれば、「身体資源の開発」であります。

ゆっくりしたペースで体内に酸素を取り入れながら運動を長時間行うことで、筋肉(注)の中に網羅されている末梢毛細血管が発達したり、血液の流れがよくなり、長距離トレーニングの効果を受け止められるような大きな器をつくろうというのがLSDトレーニングの目的であります。
LSDにより、脂肪燃焼能力、グリコーゲンの貯蔵能力が高まり、持久力がアップすることになります。
  (注)持久力運動を司る「赤筋」

どのようなときにLSDトレーニングを行うかといえば、「積極的トレーニング」と「休養的トレーニング」があげられている。前者は身体資源の開発を目的としたものであり、後者は追い込んだトレーニングの後に疲労回復を目的として行う。

(留意点)
実際にトレーニングを行う場合に留意すべき点は以下のとおりであります。
○スピード
 人それぞれ、またその時々により違うので、1kmあたり何分という定義づけはしないほうがよい。
 が、普通のJOGよりは遅いスピードでなければならない。
 なお、心地よくどこまでも走れると感じられるようなスピードは速すぎる。
 普段使わない筋肉に刺激を与えることに意味があるので、心地よく感じられるということはいつもの使いやすい筋肉だけを使用していること意味し、普段使わない筋肉を使うと不快な感じがしてくる
 浅井さんの場合は、8分/km程度、心拍数ベースでは全力の50~60%にあたる120~130とのこと。
 なお、チームメイトの男子選手でも 6~7分/km だったとのこと。
  
○時間
 浅井さんの場合は2時間が目安。
 走り始めた人は1時間でも可。
 できれば、1時間半以上、記録を追求する人であれば、2~3時間のほうが効果があがる。
 積極的トレーニングの場合は長めに、休養的トレーニングの場合は短めにするなど、時々によって変える。
 なお、LSDで距離を求めようとするのは、LSDの本質を見失うおそれがあるので、浅井さんはLSDは基本的に時間で管理し、練習記録には時間しか記さないそうです。

○その他の留意事項
・ゆっくり走るためには、全身を上手にリラックスさせることが必要。
・身体と対話しながら走る。
・フォームに気をつけて、リズム良く、丁寧に走る。
・他人の影響を避けるために、基本的に単独で行う。
・コースは距離がわからないところがよい。折返しコースは避ける。
・シューズは底が厚めのものがよい。
・週1回でよいから継続すること。
・効果はすぐあがるものではない。

(読後付記)
・これを読んで皆さん、どのように感じられたであろうか?

・実は私も、つい最近まで「LSD=ロングJOG」と誤解していた者の一人である。ある先生から、筋肉に疲労(乳酸)をためるばかりのトレーニン グだけではだめで、弱い刺激を与えて筋肉の改善効果があるLSDも行うべきとのお話を聞き、初めて本当のLSDに目覚め、最近から本当のLSDトレー ニングを始めたような次第です。

・LSDにより、身体資源が開発され、長距離向けの体ができ、速く走れるようになるというのが、この本のテーマである。事実、浅井さんは、実業団に入って から、LSD主体のトレーニングを1年半続け、脂肪が多くて43kgあった体重が38kgになり、フルマラソンの記録は2時間分53分から2時間33分に 向上したとのことです。

・ただし、注意しなければならないのは、これだけをやればどこまでも記録が向上するというわけではない。浅井さんもこの記録が出た後は、LSDにとどまる ことなく多様なトレーニングを積み、記録向上に取り組んだとのことである。なお、他のトーニング内容についても本書では詳しく述べていて、これはこれで大変参考になるものが多いが、長くなるのでその詳細は省略させていただきます。

・要は、「LSDは、マラソントレーニングの基礎トレーニングとして重要であるが、これだけで完結するものではなく、他のトレーニングと上手に組み合わせていく必要がある。」ということです。

 

 

ZKM岡山の一部メンバー

ZKM岡山のメンバー打ち合わせの時に(人見絹江像の前で)

2014年

7月

01日

全国健称マラソン会岡山県支部:元気に走ろう!

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